わが人生最高の10冊(「週刊現代9/14号」より)

堀江貴文SNS株式会社ファウンダー)
 刑務所で実感した「事実は小説より奇なり」
堀江貴文さんのベスト10冊
1位 『 天地明察』(上・下)

天地明察(上) (角川文庫)

天地明察(上) (角川文庫)

徳川四代将軍家綱の治世に立ち上がった改暦事業。総大将・渋川春海の20年にわたる奮闘を描く。第7回本屋大賞受賞作
既読
2位 『経済ってそういうことだったのか会議』経済学者とメディアクリエーターが対談によって、「軽罪」を解き明かす。貨幣、株、税金など10賞のテーマを実に平明に説明
3位 『超人類へ!』
超人類へ!  バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会

超人類へ! バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会

記憶力の飛躍的アップ、脳内シアター等、脳・IT・遺伝子技術の融合によって、人類の心身が拡張されていく未来を描き出す
4位 『沈まぬ太陽』(全5巻)
巨大組織・国民航空に翻弄される恩地元の過酷な運命。JALをモデルにしたベストセラー巨編
5位 『ロケット・ボーイズ』(上・下)
ロケットボーイズ〈上〉

ロケットボーイズ〈上〉

高校時代、ロケットづくりに没頭したNASAの元技術者の自伝。映画『遠い空の向こうに』の原作
既読
6位 『とんび』
とんび (角川文庫)

とんび (角川文庫)

妻を失ったヤスは、不器用ながらも男手ひとつで息子アキラを育て上げる。父と子の感涙物語
7位 『遠き落日』(上・下)
遠き落日 上 (集英社文庫)

遠き落日 上 (集英社文庫)

野口英世の素顔を描く伝記小説。「渡辺さんの医療ものはほぼ読みました。リアル英世が面白い」
既読
8位 『トラオ 徳田虎雄不随の病院王』
トラオ―徳田虎雄 不随の病院王

トラオ―徳田虎雄 不随の病院王

徳洲会理事長・徳田虎雄氏の評伝。徳田虎雄がALSだと知って驚いた。人生が劇的すぎます」
9位 『超闘死刑囚伝孫斗八の生涯』
超闘(スーパー) 死刑囚伝―孫斗八の生涯 (現代教養文庫―ベスト・ノンフィクション)

超闘(スーパー) 死刑囚伝―孫斗八の生涯 (現代教養文庫―ベスト・ノンフィクション)

在日朝鮮人の死刑囚・孫斗八の評伝。「残虐非道で反省ゼロの死刑囚が死刑反対を訴える凄い本」
10位 『二重らせん』
二重らせん (ブルーバックス)

二重らせん (ブルーバックス)

二重らせん構造発見の当事者であるワトソンが、そのぶたいうらを綴った人間臭いドキュメント
最近読んだ1冊:『レイヤー化する世界テクノロジーとの共犯関係が始まる』「テクノロジーの進化によって世界がグローバル化し、国民国家と民主主義が変容していく過程を説明した本。歴史を踏まえた上で、個人の生き方までが提示されている 良書です。この1冊を読めば、世界の変化がよくわかるはずです」