絵本玉手箱No93 見上げてごらん・・・

絵本玉手箱を開いたら、トワ・エ・モアが爽やかに歌う♪空よ♪とともに『空の絵本』が出てきましたよ。

空の絵本 (講談社の創作絵本)

空の絵本 (講談社の創作絵本)

「あっ 雨」、インパクトのある一言で始まる絵本!
一日の移り変る空と森の表情が、詩人である長田さんの研ぎ澄まされた文章と、荒井さんの美しくも迫力のある絵で綴られていきます。
夜になり星が煌めき月が輝く最終ページの文章は、「だんだん ねむくなってきて だんだんだんだんだん」と書かれています。その文字の色は、はっきりした黒から、意識がゆっくり遠ざかっていくかのように、グレーへと変り・・徐々にかすれていくユニークさ!
昨年の秋に出た『空の絵本』は、福島出身の長田さんと山形出身の荒井さんの思いが、読者の心に深く染み入る素敵な絵本です。

anmのつぶやき:荒井さんって、ほんとうは絵が上手いんですね!(笑)

(Googeの「『空の絵本』の画像より)

エッセンシャル・ベスト トワ・エ・モワ

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