ふぇーぬかじ(南風)の贈りもの:ユッカヌヒーとハーリー

今日は旧暦5月4日、沖縄ではユッカヌヒーとハーリーの日です。
ユッカヌヒーは、子どもの健やかな成長を願って、子どもにおもちゃなどを買ってあげる日で沖縄の子どもの日。現在では、5月5日の子どもの日があるので、ユッカヌヒーの風習は薄れてきている感がありますね。1972年の復帰前に小学生だった世代にとっては、正月のお年玉とならんでユッカヌヒーは待ち遠しい日だったと思います。
私も、ユッカヌヒーに祖母からおもちゃをもらって嬉しかったことを覚えてますよ・・・はっきり覚えているおもちゃは、ブリキのひこうきでした!(^。^)
沖縄での旧暦5月4日の行事といえば、豊漁と海上の安全を祈願して沖縄の各地の漁港で行なわれる海神祭、ハーリーですね・・・その祭の中心は、勇壮なウミンチュ(漁師)たちによって競い合う地区対抗の爬竜船(はりゅうせん)競漕です。
ハーリーは、450年前に中国から伝わり、糸満で始まった祭だといわれ、今でもウミンチュの町糸満では市をあげて盛大に行なわれています。
沖縄では、ハーリーを告げるハーリー鉦(がに)が一週間前に鳴り始めると、梅雨明けが間近だと言われてます!