うちなー五十音表:「み」

宮古上布
宮古島で織られる、藍染めの高級な夏向き着尺。屋敷の囲いや畑に風を避けて育てた苧麻の糸を原料として極細で精緻な位と紺絣柄を織り出す。丈夫で通風性がある。1637年より266年間、人頭税の対象となる。県指定文化財。(琉球新報社『沖縄コンパクト事典』より)

Googleの「宮古上布の画像」より)
・ミンサー帯
八重山で綿糸を藍染めし、細く織った帯。女性が男性に贈った帯である。素朴で明るい島の心を機に託し、母から娘、孫へと伝えられた。絣柄は5つと4つの柄が交互の織られ、「いつ(五)の世(四)までも幸せに」という女性の祈りが込められている。(琉球新報社『沖縄コンパクト事典』より)

Googleの「ミンサー帯の画像」より)
・ミージョーキー
竹製の平型円形の箕(み)。籾殻、豆殻などの選り分けや穀類の乾燥、餅作りなどに用いられる。大きさは直系50センチ、高さ5センチ程で、用途によって目の粗さが異なる。(琉球新報社『沖縄コンパクト事典』より)

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ミミガーサシミ
豚の耳と頬の皮を使った酢の物。代表的な琉球料理の一つ。茹でた耳皮をせん切りにしてキュウリやもやしとピーナツ酢で和える。コリコリした歯ざわりはくらげに似ていて美味しい。法事料理や酒の肴によく用いられる。(琉球新報社『沖縄コンパクト事典』より)

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・ミヌダル
豚ロースの薄切りを黒ごまだれに漬け込んで蒸したもの。別名、黒肉(クルジシ)ともいう。琉球王朝時代の王家や上流家庭の正月などの祝事料理の一つであった。(琉球新報社『沖縄コンパクト事典』より)

Googleの「ミヌダルの画像」より)